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KDP(キンドル・ダイレクト・パブリッシング)に関するあれこれ

NovelJam2018秋について

こんにちは。ブログではご無沙汰しております。澤です。

そろそろNovelJam2018秋の開催に近づいて参りましたので、
前回までの注意点を共有したいと思います。
というか、大会というより、会場である大学セミナーハウスについてになります。
今回は観覧席の権利をゲットしているので、
アームチェアに座ってワイングラス片手にギターを弾く(黒猫は愛でない)のかもしれません。

①アルコール確保
大学セミナーハウスには二カ所アルコール類の自動販売機がありますが、
初日で完売していました。特にビールは真っ先になくなります。
連休中のせいか、その後も補充がなく、有志によって買い出しが行われた模様です。
(ちなみにわたしはビール半ダース持ち込んでおりました)

②地形
アートを感じる敷地内なのですが、いたるところに必然性のない段差や行き止まりがあります。
夜間は特に気を付ける必要があるので懐中電灯やヘッドライトは準備しましょう。
雨具の準備もしたほうがよいかと思いますが、両手が使えるレインコート推奨です。

③シャワー
宿泊施設にはそれぞれ部屋にシャワーがついています。
ただし最大水量にして10分くらい流し続けないとお湯にならないケースが頻発します。
大浴場だと、そもそもお湯を張ってあるのですが、こちらもぬるいとの意見がありました。

④食堂
朝、昼、夜の食事は食堂にて摂ります。フリーに座ってよいかと思っていましたが、
団体ごとに区画整理されているので、そこへ集まりましょう。
初日はなかなかお互い顔を覚えられないのでわかりづらいかもしれませんが、
みなさん魑魅魍魎独特のオーラを放っているので、そのあたりを目指せば正解です。

⑤ドギーバッグ
最終日の懇親会ですが、運営さんが全力をもってケータリングを用意してくれます。
で、昨年は大量に余ってしまいました。
もちろん懇親会の間に平らげてしまうのがよいのですが、
体力と精神力ゲージがかなり削られて食欲も万全ではないケースが考えられます。
コミュニケーションの場なので、食事よりおしゃべりに時間を使ってしまうことも予想されます。
といった次第で、お持ち帰り用のドギーバッグのご用意をおすすめいたします。
わたしは用意します。

また何かあれば追加します。
そんな感じ

NovelJam2018回顧録⑩『アワード』

去年に引き続いて参加となったNovelJam2018についての回顧録最終話となります。

2018年3月26日。
NovelJam当日審査とはまた違った評価軸でのアワードが開催されました。
スタートが19:00だったので退勤定時19:00の会社を30分早退して会場に向かいます。

電車に乗った瞬間、チームG用に作ったLINEのグルチャのプッシュ通知着信。
「たぶん遅れます」× 3
そして私も若干迷子になってしまい、遅れての出席となりました。
会場に着くと、すでにひとがいっぱい(当たり前)
最後列の椅子に座ります。
しばらくすると「ぼくにく」著者の金巻さんが和装で現れました。
新聞紙で包装した表紙の油絵原画をお渡しします。
びりびり。(えっ、いま開けるの?)

さて、総括・振り返りが終わり、授賞式となりました。
結果はいろんな場所で見ることができるので割愛いたします。
どれも納得がいく評価およびフィードバックで、心があたたまりました。
今回の審査もガチで、とても勉強になりました。

結果として、我がチームGはどの賞にも至りませんでした。
特段賞を獲りに参加したわけでもない(もちろん獲れるほうがいいです!)のですが、総括してみると理解できます。

①自由すぎた
もちろんチーム内でのコミュニケーションは多々ありましたが、
会期中に編集者ふじいそうさん以外放牧状態で、会場を不在にするというところ。
機能的にそうせざるを得なかった部分もあるのですが、やはり、濃密・緻密なコミュニケーションこそ
チームの天元突破を成せる要素なのではないか、と思いました

②姿勢
アワードにチーム全員が遅刻するという体たらく。
参加前にすでに結果が決まっているからといっても、緩みすぎでした。
コトへ真摯に向き合うのならその姿勢がダメですね。
仮にそんな姿勢でも受賞していたらもっとダメです

③血と汗とベクトルの定め方
今回のアワードについては、当日審査とは別軸、と前述しましたが、
まさに当日から流した血と汗の質量がアワードでの受賞を決めたと感じます。
ふくださんのリサイクルキッズ、景虎のバカバカ、寧花さんのグッバイスプリング。
アワードに至るまでのハンパない努力には頭が上がりません。
描いて終わり、じゃないという当イベントの主旨を体現した故の受賞かと思います。

今回も、やはりよい経験と刺激を得ることができて非常に満足しています。
と、同時に前回よりもすべてが格段に洗練されており、全くもってして面白かったです。
自分に足りていない部分をとても理解できました

んで、次回はなんと年内の開催予定。
クレイジーだな、と思いましたが『鉄は熱いうちに打て』とも感じます。
フルスロットルでPDCAぶん回して、その存在を早い段階で濃ゆく『実体化』するのが正解かと

<了>

※ 去年の回顧録はKindleなどで無料配信中ですので、ご参考までにご覧ください。

⇒ 『NovelJam2017 回顧録』

NovelJam2018回顧録⑨『得られたもの』

去年に引き続いて参加となったNovelJam2018についての回顧録その9となります。

そもそもなぜこのイベントに参加したのか。
みなさま各自理由があると思うのですが、おそらくほぼ全員「チャレンジによって成長したい」and「今の自分を試したい」だと思います。
わたしもそうです。
限りあるリソースのなか、どうせ同じ時間を過ごすなら有効に使いたい。
NovelJamは絶好の機会かと思いました。

いつ、どんなことに遭っても最適解で対応できる能力が欲しいです。
自分の力で自身にかかわるひとたちを幸せに(楽しく・気持ちよく)できればなあと思っています。
できているかというと、まだ全然足りていません。
もっといろんなことに触れ、顕していかねばと強く感じています。
巧拙も大事ですが、なにごとにも挑むことが必要かと思っています。
NovelJamは出会いの場でもあります。
宇宙飛行士なみにキュレーションされまくった魑魅魍魎(良い意味で)と強制的にエンカウントできます。
もうここにいる時点で、そのひとたちが大好きです。宇宙飛行士も大好きです。
このわけわからんイベントを企画・成立させているという、わけわからん衝動を持っている運営さん・関係各位も大好きです。

そして触れてみると(会話がなくとも作品を読み解くと)、やはり自分の感覚は正しいのだなあ、と満足しました。

今回の著者さん16名をアナライズすると
「自分が一番うまい」
「自分にとって自分が一番うまい、と思いたい、けれど、ちがうかもしれない」
という、エゴと葛藤が見て取れました(前者・後者の同居が半数以上)。
が、いずれにせよ、自分の衝動を表現したいという気持ちは人類最強にあるなー、と実感しました。
これだけでも超面白かったです。
評価軸はTPOで大きく分かれるし(他人の評価だし)、この場・この時・このシチュエーションでの評価だけでは測れないものです。
が、やっぱり評価があるイベントなので前述の『いつ、どんなことに遭っても最適解で対応できる能力』を磨くのが正しいのかもしれません(自分に言ってます)

んで、今回も参加してよかったです。
著者でいきたかったところですが、振り返るとデザイナでよかったと思っています。
あらたなチャレンジもできたし、いろんなひとの反応(レスポンス)が得られて、自身にも向き合えました。

前述しておりますが、『ぼくにく』の表紙絵について、著者の金巻さんに「すごくいい」と評されました。

リップサービスと思っていましたが、会期中になんどもリフレインいただいたので、これはホントなんだなあと感じました。
参加した意義がありました。
尊敬する著名人にも反応いただき、やっぱ挑戦って大事だなと再確認できて感無量です。

杉浦さんに『ツイハイ』の表紙をお褒めいただきました
正直言って、はじめは褒め殺しかな? とか思っていましたが(すみません)、前後のポストや文脈を鑑みるに、本気で言ってくれているんだなあ、と感じ、とてもうれしかったです。
ありがとうございます。
杉浦さんは文章もロジカルかつ、どこか熱を載せて顕しているので小説描いてほしいなと思いました。
別にゴマをするわけではないのですが、杉浦さんの描いた『ひつじときいろい消しゴム』の表紙、すごくよかったです。
プレゼンで書影をみたときに、ためいきが出ました。

今回、手練れのデザイナさんが集結していたので、デザインの勉強になるだろうと思っていましたが、やはりそうでした。
事前に想定していた以上に高品質な表紙14作品分(自分の2点除く)に触れ、とても刺激になりました。
どれもすばらしい出来で、刺激を受けました。すべてに、研ぎ澄まされた熱量も感じました。

そんな中、本イベントの意向に最もレスポンスできているな、と感じたのが波野さんの『バカとバカンス』の表紙絵です。
挑戦(挑発)的かつ、内容をダイレクトに想起させる配置。やりやがったな、と思いました。
生半可なセンス・胆力では、この発想と実行はできません。
内容も優秀賞にふさわしい面白さでした。

さて、著者としてのアウトプットですが、超ギリギリで裏NovelJamに投稿しました
年末ぐらいから体調を崩していて、NovelJam2018”など”でとどめを刺されつつ描きました(現在は復調)
ご高覧いただけますと幸いです。
(病臥で執筆って文豪っぽいな、と思いましたが、やっぱ健康が一番です)

※ 去年の回顧録はKindleなどで無料配信中ですので、ご参考までにご覧ください。

⇒ 『NovelJam2017 回顧録』

つづくかも

NovelJam2018回顧録⑧『アートその2』

去年に引き続いて参加となったNovelJam2018についての回顧録その8となります。

さて、ぼくにくの絵画は、ほぼ完成。
あとは乾きを見ながら、適切に足し算引き算をこなすだけ。

ここで編集「ふじいそう」さん、より『ツイハイ(まだ名はない)』の表紙絵オーダーが入ります。

「白バック。twitterアイコンを不穏な色で」

うん。うん? ふおん。画像検索すると、赤紫系のシーンがヒットします。
なるほど、ヒトは赤紫に不穏を感じるのか。
と、レイアウトを定めます。

アイコン。
パレットの側面を利用して、鉛筆でキレイな線を引きます。
ステロタイプかつ無難なアイコンのアウトラインを形成して思いました。

つまんないし、デジタルでやったほうがはるかにアイコンを速く・正しく表現できる。
腕組みをして逡巡します。
それに追従するのは悪手。
なにも起こらない。

エゴを突き通して、油絵で顕すことにしました(ごめんなさい)
ゆるぎない直線と、いい感じの曲線で構成された下絵は、つまんない。
シャープで機能的にアプリを表現できるアイコン。つまんない。
クイックドライのホワイトをテレピンで融き、ブラシで全体を地塗り。
ぼくにくで得た知見を元に、その乾きのタイミングで描画。
といった次第で、フリーハンドでランプブラックを鉛筆の線に重ねます。

重力に従ってブラックは下に垂れ流れていきます。
線が乱れます。それを放置します。
『不穏』。言葉のイメージに近しい光景が「今」目の前で起こっています。

よし、これでいいか。
アウトラインを形成していくと、どんどんシャープな直線や、いい感じの曲線が乱れます。
よっし! ヴァーミリオンとプルシャンブルーで赤紫を混色。
キャンバスに塗り込みます。
アイコンのフォント(?)を形成しながら、同じくヴァーミリオンとレモンイエローを混ぜて、
アイコンを形成します。

ん? なんかイメージと違ってきたな。
それもそのはず、ヴァーミリオン(赤)の引力で、補色ではなく、近似の色合いに近づいてしまい、対比が弱くなっていたのでした。

色彩検定1.5級(1級の2次落ちで2級は持っている)の身としては色彩はイメージ通りに手繰らねばならない。
そんな思いをもって、補色に近づけるべく溶かないブルーとイエローで、ヴァーミリオン要素を上塗りします。

ここでよい感じのグラデーションが生まれます。
地塗り要素に近いヴァーミリオンの色味にプルシャンブルーやレモンイエローを乗っけることで、絵画に味わいが生まれます。

偶然? いや必然です。自身の思うイメージに近づけながら絵筆を進めると、ほどよく絵が崩れます。
でも、崩れすぎても伝わらない。
脳内イメージは、脳内イメージ通りに形を成します。

一息ついて、初めに塗ったテレピン多めのホワイト地に指をのせると、すでに乾いていました。
ぼくにく以上に厚塗りしたアイコンは絶対に乾いていないので、一歩下がって鑑賞するのみ。

あれっ? イメージ以上にツイハイ(まだ名はない)っぽい。これでいいか、と思いました。
この絵画で最も気を使ったのは「白く塗ったバックを汚さないこと」でした。

※ 去年の回顧録はKindleなどで無料配信中ですので、ご参考までにご覧ください。

⇒ 『NovelJam2017 回顧録』

つづく

NovelJam2018回顧録⑦『アート』

去年に引き続いて参加となったNovelJam2018についての回顧録その7となります。

時系列さておき、ぼくにく絵画の回想。

編集者経由で、著者より表紙のイメージを文字で渡されます。
それを読んで大地から立ち上がる薫りを感じる。
なんだこれ、勝手にイメージを引き出される。

おっと、今回参加した以上、最適な形で自身のアートにてレスポンスしなければならないんだった。
それが自身に課した課題。
考えろ。絵筆というインターフェイスに絵の具を乗せ、白いカンバスに顕せ。

ラフで構図を描いたスケブを観ながら6号カンバスに2B鉛筆でデッサン。

ドラゴン像と青年像は前述の通り。
壁画、ということで『壁画』で画像検索。
なるほど、画像を見て察するに、描画した当時は白バック(石灰質)だったんだろうけど経年劣化で黄ばんでいる。

テレピンでイエローオーカー(黄ばんだ系)を融き、地塗り開始。
油絵は会期短めの中で完成させるには圧倒的に不利(← 自分のせい)

完成形のイメージを固めてから描画開始。

テレピンでシャバシャバにしたランプブラックで輪郭を形成。
この時点では『水彩と変わらないんじゃね?』という感じ。
油断すると緩く薄められたランプブラックが重力に従ってキャンバスから垂れ流れる。
一方、計算通り地塗りは、ほぼ乾き始めた。ライブ油絵。

薄めないブラウンピンクでドラゴンを形成。
その厚塗り気味な堤防で、ランプブラックの流出を留める。
『左官に近いな』(心象風景)

描いているうちに、テレピンの含有量、乾燥のタイミング、むしろキャンバスをパレットにして混色するのもアリ。
という知見を得ます(経験値爆上げ)
リズムとメロディ、そして執筆だけでは得られづらい『ハーモニー』の実感。

油絵は油絵の体裁を成していきます。
絵筆を通じてイメージが顕在化。

奇跡的にホワイトは、たまたまクイックドライのものを持ってきていたので(過去の自分に感謝)、
油絵特有の『絵肌(マチエール)』を作るのに大変貢献しました。

壁画のドラゴンは壁画のドラゴンになり、見上げる青年は、見上げる青年になります。

7時間経過する頃、ぼくにくの原画が完成しました。

写メって、著者と編集者に送ります。

著者さんに、ご満足いただけただけで、わたしの存在意義は保たれました。

※ 去年の回顧録はKindleなどで無料配信中ですので、ご参考までにご覧ください。

⇒ 『NovelJam2017 回顧録』

つづく

NovelJam2018回顧録⑥『時系列としては二日目』

去年に引き続いて参加となったNovelJam2018についての回顧録6となります。

執筆にテンパっている景虎(もはや呼び捨て ※愛をもって)の『自分DTMが趣味なんですけど~』という脳天気発言(クソリプ)に演奏を中断されつつ、大人げない高橋文樹に闖入されたRoom204はまさにカオス。
波野さんも自然体で、それをアジテーションしている(そういうサガなんだろう)
さすがに眠気が出てきたので、丑三つ時をやや過ぎたあたりで、おいとまします。

Room202に戻ると、なぜか初日から殺気すら発していた(心象風景)二年生の編集二名は、しっかり就寝していました。
この判断力が前回参加者のアドバンテージ。
「実態として、徹夜しても時間は延びない」この知見・経験則が大きな差を生むのです。
ムチャしてもダメです。やっちまった負債の返済 or 不測な前借りにしか成りえないのです。
ご利用は計画的に。
人生は放っておいても強制的に持続するのです。
最終的に辻褄合わなくなるよ。自身の器に向き合ったとして完済できる算段あるの?
私もギターをケースにしまって横になります。

iPhoneのアラームで起床。室内のシャワーをひねりますが湯が出ない。
なんてこった。とりあえず身支度をして朝食に向かいます。

期内は糖質制限解除してチートするのは決めていたので、朝食を平らげます。
糖質摂取するとスタミナがブーストするのですが、服用量を見誤ると激しい眠気に襲われるという諸刃の刃。
(※ 設定ではなくマジで事実です)眠くなります。

金巻さんのプロットが整いつつありました。
目が覚めます。
よっし、やるかー!
なになに『ドラゴンの壁画を見上げる青年』の構図、というオーダー。
スケブを開いてデッサンします。手が止まります。

そういえば静物のみで、ドラゴンどころか人物画描いたことなかったっけ。

まあいいです。行き当たりばったり。それがNovelJam。

肉体改造していたので人間の肉体構造は自身の身をもって理解できていました。
それを脳内トレースします。重心のかかり方。それに影響される骨肉のバランス。

んで、ドラゴン。ドラゴン?
Googleで画像検索するとステロタイプで、つまんないドラゴンがずらずら。
記号化したドラゴンに魅力あるんだっけ(なにさま)
大勢の受容体にある共通言語という意味合いではアリだけどアートではない。
それを模倣しても着想に活かしても、なんの意味も生み出さないよなー、と思い脳内検索(なにさまのつもり)
行きついたドラゴン像の原体験は『14へ行け』のJ.Hブレナンのゲームブック。
その姿(の描写)は美しいけれど、それでもステロタイプに近しい(そもそもニアリー原典?)

もっと考えろ。

複数のクエリをぶん投げて、脳内から拾い上げたのは
◆モンティ・パイソンのジャバウォッキー(ジャバウォック)
◆ルイス・キャロルのバンダースナッチ

お、そうそう。そんな感じ!

ギリギリでドラゴンだと視認できるぐらいがちょうどいいはず(自分の中で)

テレピンとクリーナーが匂うので、本会場を離れ、本館にてテレピン多めのランプブラックで輪郭を描き始めます。

無心に描き続けているとカメラマンさん中心の取材陣に囲まれます。

【カ】「撮っていいですか」
【澤】「どうぞ。ともすればネタバレの書影になるので原画を晒すのはご遠慮くださいませ」
【カ】「はい……。あ、ドラゴンですか! すごいですね」
【澤】「ええ、ドラゴンですね」(よし。共通言語のドラゴン像からそぎ落としたけれど、一瞥でドラゴンと認識された!!)

はぐれメタルとフロストジャイアントとグレーターデーモンとウィルオーウィスプを同時に倒して経験値爆上げできた、と感じました。

ちなみにですが、事前にドラゴンの爪について数を調べたところ、
五本(中国) > 四本(韓国) > 三本(日本)とのことで当時(?)の属国関係を示しているそうです。
そんな次第で、三本にしておきました。
頑張れ、NIPPON! パラレル・オリンピック。それがNoveljam2018。
平和の象徴に成(なれ)

※ 去年の回顧録はKindleなどで無料配信中ですので、ご参考までにご覧ください。

⇒ 『NovelJam2017 回顧録』

つづく

NovelJam2018回顧録⑤

去年に引き続いて参加となったNovelJam2018についての回顧録その5となります。

チームビルド終了後アイドリングタイムが発生したので、チームメイトと散歩をします。
見れば見るほど不可思議な構造。若干の狂気と瘴気を感じる敷地内のオーラ。
目に見えないなにかが渦巻いているような気がしました。

お互いに好きな作家を発表しあいます。
が、この時点ではラ・ポール(信頼関係)は築かれておらず、どちらかというと手の内を探り合うポジショニングとマウンティングの薫りがしました。
しかし、そこは魑魅魍魎共なので、各々それが無意味であることを察してベストを尽くすためのアップを始めます(心象風景)。

んで、三木一馬さんの講演を受けるために戻ります。
内容については、みそ先生の漫画が超わかりやすいのでそちらに委ねます。

講演を終え、いよいよプロット作成。
これが終わらないとデザイナは何もすることがありません。
(今思えば、油絵参加だったのでキャンバスの地塗りしておけばよかった)

前回参加者として、去年のことをいろいろ話します。
プロットにも言及します(だってこれ決まらないとデザイナの仕事始められないし!)

初日デザイナの仕事としては『デッサン用の鉛筆を削った』。

その後、大量に持ち込んだ荷物を、会場と二往復して宿へ移動。
やることないのでベッドに腰かけてギターを弾き始めます。

背後からは同室の編集者、和良さんと澁野さんが編集のためにカタカタとタイピングする音が響き渡ります。
……いたたまれない。持ち込んだビールを静かに開栓してグビグビ呑み始めます。ますますいたたまれない。

その旨をツイートすると(いいですか、それ、全世界配信なんですよ)
前回の編集担当波野さんから『不夜城204においでよ』とリプがありました。
逡巡する間もなくギターとビールを持参して、メジャー7thを押さえたままRoom204に移動(退避)します。

こうして初日の夜は更けていきます(記憶が飛んでいる)

※ 去年の回顧録はKindleなどで無料配信中ですので、ご参考までにご覧ください。

⇒ 『NovelJam2017 回顧録』

つづく

NovelJam2018回顧録④

去年に引き続いて参加となったNovelJam2018についての回顧録その4となります。

NovelJam2018の会場である大学セミナーハウスは、実は前回の市ヶ谷よりもはるかに交通の利便性が良い会場でした。
車で30分ほどで着きます。

入り口では田嶋さんがライトセーバーで誘導。
しばらく道なりに進むと理事長の鷹野さんも同様にライトセーバーを装備。通り過ぎるタイミングで後方から『ドサッ』という音がしたのでサイドミラーで確認。
なんと鷹野さんが地面に倒れています!
「大丈夫ですか?」
すぐに立ち上がったので大丈夫そうでした。
「大丈夫です~~」
笑顔で答えます。足を引っかけて転んだだけのようでした。
しかし、その背後は崖っぷちで、しかも防護柵が壊れている。紙一重でしたよ。召されてましたよ。

さて、会場入り。すでに会場はひとでいっぱい。
江口さん池田敬二さんとコンタクト。受付をします。
荷物を大量に運び入れます。イーゼル、カンバス4枚、他画材、生活用品バッグ、ギター、ビール、PCセットなどなど。
この時点でだいぶ消耗しています。受付の奥には見覚えのある姿が……鈴木みそさんです。おー、生みそ!(失礼)著作はおそらくほぼすべて読んでいます(ファミ通時代から)。ぶっちゃけファンです。

この日のために購入したベレー帽をかぶって着席。
会場を見渡すと見覚えのある顔がちらほら。

かろうじて人間の姿を保っている魑魅魍魎たちです

目の前を通り過ぎようとした米田さん(昨年度米光賞受賞者)に声をかけます。
【澤】「こんにちは~」
【米】「こ、こんにちは……」
目線もくれず通り過ぎます。あれ? なんか怒らせてる?

さて、一通りの説明が終わり、チーム編成がなされます。
発表されたシステムは、なんと、ねるとん方式。

編集担当が3分のプレゼンを行い、それを見て著者・デザイナが入札を行うというもの。
誰だよ、これ考えたの。バカだ。大好き。

投票用紙を回されます。誰かひとりを選んで、人気が集中したら入札者同士でじゃんけんして奪い合う。
誰だよ、これ考えたの。バカだ。大好き。

なるほど、米田さんは怒っていたのではなく、このプレゼンの準備でテンパっていたのか。納得。

といった次第で、当然白紙にて提出します。

チーム編成が定まってきます。
私のチームはG(GはギターのG)

著者:金巻ともこ
著者:渋澤怜
編集:ふじいそう
デザイナ:澤俊之

上記のメンバー編成と相成りました。
まあ、この場にいる時点でバケモノというか魑魅魍魎なんだろうなと思っていましたが、
会話をすると「やっぱそうか」。という感じです。

※ 去年の回顧録はKindleなどで無料配信中ですので、ご参考までにご覧ください。

⇒ 『NovelJam2017 回顧録』

つづく

NovelJam2018回顧録③

去年に引き続いて参加となったNovelJam2018についての回顧録③となります。

さて、このコメントでデザイナ枠決定したあたりに運営の台所事情を強く認識させられました。
去年参加した際の執筆用VAIOがお亡くなりになったのでSurfaceProを当大会のために用意していたのですが、
執筆ではなく別の用途で使用されることになりました。
お絵かき用にSurface純正のペンを購入。
装丁用のマニュアル本を取り寄せます。
NovelJam2018まで1月ちょい。この間、グラフィックソフト使用法や電子お絵かきを習得していきます。

2年ちょい前から絵画を習っているのですが、デジタルでやるのとはずいぶん勝手が違います(当たり前)
アンドゥ、リドゥも思いのまま、油絵ソフトはドライヤーアイコンクリックすると乾く。
描画も補正されてキレイなラインが引ける。輝度も彩度も自由自在。
地力を30倍くらいゲインされるパワードスーツの様相。

最悪、レタッチオーケーなフリー素材の輪郭抽出して、AIに着色させるというもの電子っぽくてアリかも。
とか思っていました。

おもしろい、と、同時におもしろくない。なんでだ。

そして訪れるNovelJam2018当日の2/10(土)。
午前中に9さい長男の授業参観があったため、それに参加します。
授業内容は『新聞紙でダルマをつくろう!』です。
丸めた新聞紙を芯にして、糊を溶かした水につけたわら半紙で形を整えるというもの。
21世紀にして20世紀な作業。いや、普遍的な営みなのかもしれない。

【長】「だど(Dad)。ぜんぜんダルマの形にならない」
【澤】「学校で”だど”はやめなさい」
【長】「できている子とできていない子がいるね」
ここで周囲を見渡します。
なんとなくダルマっぽい形になっている子(少数)
まん丸でボール型にしかなっていない子(大多数)

前者を観察すると、教卓の上に載っているダルマの見本を観ながら成型しています。
(あとは必要以上に保護者が手を出しているケース)
後者は自分の手元しか見ていない。あ、わかった。デッサンだ。

【澤】「ダルマの見本だけ見ながら、手元は見ずに作ってみなさい」

結果、長男の手元で、勝手にダルマはダルマの体を成していきます。おもしれー。アート。

10時半に帰宅し、NovelJam2018参加のための荷物(主にギター)を車に積みます。
いや、待てよ。一瞬思い浮かんで却下したけれど、油絵で行くのがいちばんアートなんじゃないか?
そもそも誰もこの手法で電子書籍の表紙なんて作らないだろうし、やる価値はある。
しかし、二泊三日の大会で、乾く時間がなさそうな油絵ってどうよ?

13時のエントリまでには時間があったので画材屋に向かいます。
6号キャンバス2枚(高いやつ)と、絵筆、足りなくなりそうなブラウンピンクを購入。
バックミラーの片隅に映る、後部座席のイーゼルを見やりつつ、会場に向かいます。

※ 去年の回顧録はKindleなどで無料配信中ですので、ご参考までにご覧ください。

⇒ 『NovelJam2017 回顧録』

つづく

NovelJam2018回顧録②

去年に引き続いて参加となったNovelJam2018についての回顧録②となります。

12/26に届いた1通のメール。それはこんな内容でした。晒してもいいですよね(と言いつつ晒す)

【表題:(お願い)ノベルジャム2017参加者の皆さまへ】
———–
日本独立作家同盟ノベルジャム部会からのお願いとなります。
来年2月開催のノベルジャム2018に向けて、現在申込を受付けているところです。
今回のノベルジャムでは、前回の「著者」「編集者」に加え、「デザイナー」も一般公募を行っています。前回もそうだったのですが、「著者」は多数の応募を頂いているものの、「編集者」「デザイナー」はまだ定員には至っていません。特に、「デザイナー」は今回はじめて募集ということもあり、なかなか手を挙げて頂ける方が少ない状況です。

そこで、前回ご参加頂いた皆さまにぜひ以下の様なご協力をお願いしたく、ご連絡を差し上げた次第です。
———–
なるほど。なるほど?

去年も同様の事情で編集者が集まりづらかったというのは知っていましたが、
今回も同じような、いや、新設のデザイナ枠も相まって応募のハードルが上がっていたようでした。

そこで、やんごとなきひとに、とある提案をします。

【澤】「全部同時進行で参加していいですか? 当方、体力に自信アリ」
【や】「ムリぞよ」
【澤】「アッハイ」

といった次第で、大会自体の施行が難しくなっているようなので、
『うまく使えよ』というメッセージを込めつつ編集・デザイナ枠へもエントリしました。

【編集枠エントリ・コメント(原文ママ)】
————-
クリエイター、すなわちプレイヤーは花形(スター)ですが、それを最適な形に整えて、
その価値を世に問うのが編集(プロデュース)の妙味かと思います。
自身の名が世にでなくとも、プレイヤーという名のインターフェイスを通じて光を放つことに
価値を感じる性(さが)に抗えないのが編集(プロデュース)の幸せなのかもしれません
————-

【デザイナ枠エントリ・コメント(原文ママ)】
————-
絵は昔からなんでか好きで、
小学校の時に描いたのが県大会に晒されたり、
高校生の時もやっつけで描いた絵(対象をディフォルメしまくり)が選出されたりと、
なんでかピックアップされる絵を描いてきたっぽいです。
ひょっとして絵画の才能があるかも?
(丸が丸く描けません)
————-

著者エントリとの熱量にあからさまなグラデーションがあるのはさておいて、
正式に3部門エントリしました。

運命やいかに……!

と、引っ張っても仕方ないので結果を書きますと1/8に選考結果が届きました。
————-
このたびは、日本独立作家同盟主催イベント「NovelJam 2018」に参加申込みをいただき、
まことにありがとうございます。大変多くの方から参加申し込みをいただきましたが、
厳正な選考の結果、お申込みいただきました【デザイナー】枠にて、ぜひご参加をお願いいたします。
————-
なるほど。なるほど?

※ 去年の回顧録はKindleなどで無料配信中ですので、ご参考までにご覧ください。

⇒ 『NovelJam2017 回顧録』

つづく