ギターの想い出 新章:ツアー編 その4

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すんごい頑張ったけど、集中力切れた瞬間に即死な状況なので、次のPAでビバークすることにした。

午後10時。まだ東海地方を抜けることはできなかった。

遠州豊田のPAに入って、なるべく建物に近い位置にワゴンを止めた。
恐ろしいほどの風雨なのだ。3人そろってダッシュで駆け込む。

残暑厳しい折ながら、全身濡れてるし、クーラーもきつかった。
暖を求めて暖かい食べ物を摂ることにした。

目にとめたのは天ぷらそば。550円。
食券をカウンターで渡すと、番号札を渡された。
席について待とうかと思い、テーブルを見渡して20秒ほどで自分の番号を呼ばれた。番号札の意味ねえんじゃね?

振り向いてトレイにのった天ぷらうどんを受け取る。
カウンター添えつけの七味唐辛子をぱっぱと振って席についた。

窓を見やると、恐ろしいほどの水流が叩きつけられている。
ガラス一枚隔てているだけなのに、PA内部はへっちゃらだ。

冷めないうちに天ぷらうどんを手繰る。

うまい!乗っかっているかき揚げのエビ部分はおそらく桜えびとかそういう高級品じゃなくて、オキアミだと思うけど、ちゃーんとエビ特有の香ばしさがあった。

うどんのボディ()自体にもコシがあって、つるつるしてる。
極めつけはダシだ。
こういうところ(失礼)のうどんとか蕎麦って、醤油のカドとかダシの香りとか飛んじゃっているイメージなんだけど、キチンとダシが利いてて感心した。

一気に食べ終わって、体も温まった。
ちょっと食い足りないかな、と思ってフライド・ポテトも買ってみた。

こちらはハズレだった。自身の持つ水分を反射吸収して、ふにゃふにゃなくせに中身はボソボソだった。芋の調理は難しいんだぜ。

食事を終えて落ち着いたので、缶コーヒーを買い、屋根のある場所に移動して煙草に火を着ける。

全く止む気配は感じられなかった。
福岡まではあと600キロ。まだ半分行ってないけど予定は決まってる。

つづく