NovelJam2018回顧録⑩『アワード』

去年に引き続いて参加となったNovelJam2018についての回顧録最終話となります。

2018年3月26日。
NovelJam当日審査とはまた違った評価軸でのアワードが開催されました。
スタートが19:00だったので退勤定時19:00の会社を30分早退して会場に向かいます。

電車に乗った瞬間、チームG用に作ったLINEのグルチャのプッシュ通知着信。
「たぶん遅れます」× 3
そして私も若干迷子になってしまい、遅れての出席となりました。
会場に着くと、すでにひとがいっぱい(当たり前)
最後列の椅子に座ります。
しばらくすると「ぼくにく」著者の金巻さんが和装で現れました。
新聞紙で包装した表紙の油絵原画をお渡しします。
びりびり。(えっ、いま開けるの?)

さて、総括・振り返りが終わり、授賞式となりました。
結果はいろんな場所で見ることができるので割愛いたします。
どれも納得がいく評価およびフィードバックで、心があたたまりました。
今回の審査もガチで、とても勉強になりました。

結果として、我がチームGはどの賞にも至りませんでした。
特段賞を獲りに参加したわけでもない(もちろん獲れるほうがいいです!)のですが、総括してみると理解できます。

①自由すぎた
もちろんチーム内でのコミュニケーションは多々ありましたが、
会期中に編集者ふじいそうさん以外放牧状態で、会場を不在にするというところ。
機能的にそうせざるを得なかった部分もあるのですが、やはり、濃密・緻密なコミュニケーションこそ
チームの天元突破を成せる要素なのではないか、と思いました

②姿勢
アワードにチーム全員が遅刻するという体たらく。
参加前にすでに結果が決まっているからといっても、緩みすぎでした。
コトへ真摯に向き合うのならその姿勢がダメですね。
仮にそんな姿勢でも受賞していたらもっとダメです

③血と汗とベクトルの定め方
今回のアワードについては、当日審査とは別軸、と前述しましたが、
まさに当日から流した血と汗の質量がアワードでの受賞を決めたと感じます。
ふくださんのリサイクルキッズ、景虎のバカバカ、寧花さんのグッバイスプリング。
アワードに至るまでのハンパない努力には頭が上がりません。
描いて終わり、じゃないという当イベントの主旨を体現した故の受賞かと思います。

今回も、やはりよい経験と刺激を得ることができて非常に満足しています。
と、同時に前回よりもすべてが格段に洗練されており、全くもってして面白かったです。
自分に足りていない部分をとても理解できました

んで、次回はなんと年内の開催予定。
クレイジーだな、と思いましたが『鉄は熱いうちに打て』とも感じます。
フルスロットルでPDCAぶん回して、その存在を早い段階で濃ゆく『実体化』するのが正解かと

<了>

※ 去年の回顧録はKindleなどで無料配信中ですので、ご参考までにご覧ください。

⇒ 『NovelJam2017 回顧録』