NovelJam2018回顧録⑥『時系列としては二日目』

去年に引き続いて参加となったNovelJam2018についての回顧録6となります。

執筆にテンパっている景虎(もはや呼び捨て ※愛をもって)の『自分DTMが趣味なんですけど~』という脳天気発言(クソリプ)に演奏を中断されつつ、大人げない高橋文樹に闖入されたRoom204はまさにカオス。
波野さんも自然体で、それをアジテーションしている(そういうサガなんだろう)
さすがに眠気が出てきたので、丑三つ時をやや過ぎたあたりで、おいとまします。

Room202に戻ると、なぜか初日から殺気すら発していた(心象風景)二年生の編集二名は、しっかり就寝していました。
この判断力が前回参加者のアドバンテージ。
「実態として、徹夜しても時間は延びない」この知見・経験則が大きな差を生むのです。
ムチャしてもダメです。やっちまった負債の返済 or 不測な前借りにしか成りえないのです。
ご利用は計画的に。
人生は放っておいても強制的に持続するのです。
最終的に辻褄合わなくなるよ。自身の器に向き合ったとして完済できる算段あるの?
私もギターをケースにしまって横になります。

iPhoneのアラームで起床。室内のシャワーをひねりますが湯が出ない。
なんてこった。とりあえず身支度をして朝食に向かいます。

期内は糖質制限解除してチートするのは決めていたので、朝食を平らげます。
糖質摂取するとスタミナがブーストするのですが、服用量を見誤ると激しい眠気に襲われるという諸刃の刃。
(※ 設定ではなくマジで事実です)眠くなります。

金巻さんのプロットが整いつつありました。
目が覚めます。
よっし、やるかー!
なになに『ドラゴンの壁画を見上げる青年』の構図、というオーダー。
スケブを開いてデッサンします。手が止まります。

そういえば静物のみで、ドラゴンどころか人物画描いたことなかったっけ。

まあいいです。行き当たりばったり。それがNovelJam。

肉体改造していたので人間の肉体構造は自身の身をもって理解できていました。
それを脳内トレースします。重心のかかり方。それに影響される骨肉のバランス。

んで、ドラゴン。ドラゴン?
Googleで画像検索するとステロタイプで、つまんないドラゴンがずらずら。
記号化したドラゴンに魅力あるんだっけ(なにさま)
大勢の受容体にある共通言語という意味合いではアリだけどアートではない。
それを模倣しても着想に活かしても、なんの意味も生み出さないよなー、と思い脳内検索(なにさまのつもり)
行きついたドラゴン像の原体験は『14へ行け』のJ.Hブレナンのゲームブック。
その姿(の描写)は美しいけれど、それでもステロタイプに近しい(そもそもニアリー原典?)

もっと考えろ。

複数のクエリをぶん投げて、脳内から拾い上げたのは
◆モンティ・パイソンのジャバウォッキー(ジャバウォック)
◆ルイス・キャロルのバンダースナッチ

お、そうそう。そんな感じ!

ギリギリでドラゴンだと視認できるぐらいがちょうどいいはず(自分の中で)

テレピンとクリーナーが匂うので、本会場を離れ、本館にてテレピン多めのランプブラックで輪郭を描き始めます。

無心に描き続けているとカメラマンさん中心の取材陣に囲まれます。

【カ】「撮っていいですか」
【澤】「どうぞ。ともすればネタバレの書影になるので原画を晒すのはご遠慮くださいませ」
【カ】「はい……。あ、ドラゴンですか! すごいですね」
【澤】「ええ、ドラゴンですね」(よし。共通言語のドラゴン像からそぎ落としたけれど、一瞥でドラゴンと認識された!!)

はぐれメタルとフロストジャイアントとグレーターデーモンとウィルオーウィスプを同時に倒して経験値爆上げできた、と感じました。

ちなみにですが、事前にドラゴンの爪について数を調べたところ、
五本(中国) > 四本(韓国) > 三本(日本)とのことで当時(?)の属国関係を示しているそうです。
そんな次第で、三本にしておきました。
頑張れ、NIPPON! パラレル・オリンピック。それがNoveljam2018。
平和の象徴に成(なれ)

※ 去年の回顧録はKindleなどで無料配信中ですので、ご参考までにご覧ください。

⇒ 『NovelJam2017 回顧録』

つづく